熱気のある会場でドリンクなどを売る華やかな仕事
大きなスタジアムではサッカーや野球などの試合が行われますが、その時に客席で働くのが売り子です。
売り子の仕事とは販売ですが、アルバイトが多いと言えます。
売り子になると、ビールなどのドリンクを販売します。
重量のあるタンクを背負い、客席を回っていきます。
お客さんからオーダーがあったら、カップにビールを注いで手渡して料金を受け取ります。
またお釣りも渡すので、予想以上に色々とやることがあります。
また販売する商品はビールだけではなく、チューハイなどほかのアルコール類、またソフトドリンクなどもあります。
さらにお酒のおつまみやアイスクリームなど、実際にはフード類も販売することがあります。
スポーツ観戦が無料でできるなど魅力もある
一般のお客さんは料金を支払ってスタジアム内に入りますが、売り子の場合には料金を払う必要はありません。
有名な試合を無料で観覧できるという特権は、売り込ならではの魅力的な部分と言えるでしょう。
また有名な選手を多く見ることができるので、野球やサッカーが好きな人にとっては特に嬉しい仕事ではないでしょうか。
売り子は客席内を回って仕事をしますが、場内の熱気を強く感じながら業務を行います。
普段からスポーツに取り組んでいる人にとって、熱気を感じながらの仕事はやりがいを感じることでしょう。
またこの仕事は一般的に自己申告制度で働くので、自分のライフスタイルに合わせて働ける点も嬉しいポイントと言えます。
他に趣味などやることがある方も、スケジュールを調整しながら趣味と仕事を両立させることが十分に可能です。
基本的に体力がある人には向いている仕事
華やかで賑やかな環境の中で働くスタジアムの売り子の仕事ですが、体力を要求する場面も多くあります。
ビールのタンクを担いでいろんな場所に移動をするので、体力がない方にとってはハードに感じられることでしょう。
特に真夏の暑い時期は体力を一層消耗するので、体力に十分な自信がある方にぴったりな仕事です。
またお客さんは試合中に熱狂していて、好きなチームが負けているとより興奮することがあります。
そのような時に注文を受けると、荒っぽい対応をされることも予想されます。
そのため気性の荒いお客さん対応に対して難なく扱えることも、適正として要求されます。
売上次第で給料もアップ
スタジアムの売り子の仕事は、一般的に給料と歩合を組みわせたシステムが多いと言えます。
逆を言えば、売り上げが悪いとその分給料も低くなってしまいます。
この点をあらかじめしっかりと理解しておき、その上で働きたいと本当に思うか検討する必要があります。
また雨天時などになると、お客さんが通常よりも少なくなってしまう恐れもあります。
その場合には、給料が低くなってしまう可能性も出てきます。