試験監督のバイトってどんな業務?
短期バイトの中でも人気が高いバイトに、「試験監督」のバイトがあります。
模試などの際に必要となる試験監督は、学生さんやフリーターの方にも人気がありますが、実際にはどのような仕事をしているのでしょう。
まず受験生や学生さんが試験会場に到着してから試験開始前に、問題用紙・解答用紙を配ります。
試験時間中は試験を受けている人に不正がないか見回りを行い、試験が終わったら解答用紙を回収という業務です。
試験監督の依頼主によって、試験会場の準備や片付けなどが含まれることもあります。
試験の中でも模試など重要な試験になると、受験票と顔写真をみて試験を受けている人が本人に間違いないか確認したり、解答用紙を確認するなど、試験に不備、ミスがないかの確認など重要な役割も果たす仕事です。
試験を受ける人にとってはその先の進路にかかわることになるため、バイトであっても責任感を持って業務しなければなりません。
試験監督の業務詳細を知っておこう
試験監督は試験開始1時間から2時間前くらいに会場入りします。
そこで試験を行う側から、試験に関する諸注意などを受けますが、この時試験会場によっては試験官用のマニュアルが配られることもあるため、こうしたものを受け取ったら、内容をしっかり確認しましょう。
その後、準備を行うこともありますし、セッティングなどが終わっていれば、学生など試験を受ける人が会場入りするまで待つこともあります。
学生や試験を受ける人たちが会場に入り、各所定の机に座ったら試験に関しての注意事項等説明し、解答用紙や問題用紙を配り、試験時間を待って試験開始です。
試験が始まったら、不正などが行われていないか、室内を回って確認します。
試験が終わったら問題用紙・解答用紙を回収して、試験者数と解答用紙の数などがあっているか確認、氏名などの記入漏れがないか、忘れ物などがないか確認です。
試験がその後続けて行われる場合は、この繰り返しとなります。
試験が終了したら、黒板、ホワイトボードなど設置したものを片付けて責任者に試験が終了したことを報告、これで終了です。
試験監督の時給はどのくらいもらえるのか
試験監督のアルバイトは時給制、日給制があります。
日給制の場合は、一般的に8,000円くらいが多く、時給制の場合は試験によって1,000円から1,500円くらいです。
日給制では試験時間が長いと8,000円以上となることもありますし、雇用される先によって報酬が変わります。
監督する試験も時間が短いものもあれば、長時間かかるものもあるので、試験によってもらえるバイト料は違うことを理解し、面接の際に確認するようにしましょう。
TOEICなどの場合、準備を含めても4時間くらいで終わりますが、試験日が継続することもあるので、日程などについても確認が必要です。