ネイリストの仕事の特徴
ネイリストの働く場所は、いくつかの種類があります。
ネイルサロンが最も一般的で、単独でサロンを構えているところもありますが、ショッピングセンターや駅ビル、空港などのテナントに入っているケースもあります。
ネイルサロンでは、通常ネイルアートを専門に行います。
他には、美容室やエステサロンがあります。
ヘアメイクやエステなどの、別のサービスとセットでネイルケアを行う形です。
また、ブライダル式場やレンタル衣装サービスなどで働くネイリストもいます。
こうした場所では、ブライダル用の日常とは異なるデザインのネイルアートをすることが多いです。
また、ネイリストと一口に言っても、異なる目的の業務があります。
たとえば、ネイルアートをメインとする爪への施術によって美しく装飾する目的のケアがあります。
これとは別に、爪の健康維持や美容のために行うネイルケアがあります。
それぞれで行う施術内容や使用する道具などが異なり、お店のコンセプトも変わってきます。
ネイリストになるには、特に資格が必要なわけではありません。
しかし、ほとんどのサロンでは民間の技能資格を持っていることや専門の学校に行っていること、実務経験があることなどを条件としてネイリストを雇っています。
単なる知識や興味だけではできない仕事で、手元の器用さやセンスなどが求められるからです。
ネイリストのやりがい
お客様に、きれいな爪になったと言われる時が一番ネイリストにとってやりがいを感じられる時でしょう。
一般の方でも日常的に爪の手入れをしていることが多いですが、プロとしての技術やアイディアを使って、プロしかできないネイルアートをすることができると達成感を味わえるはずです。
また、ネイルサロンではお客様との会話をしながら施術をすることが多いです。
楽しくコミュニケーションを取ることができて、交流の輪を広げることができます。
自分を指名してくれるリピーター客が増えると、必要とされている気持ちが強くなってうれしいものです。
ネイリストの報酬
ネイリストはアルバイトの場合、時給制で雇われることが多いです。
それぞれの地域の平均時給と同じ水準の報酬となるケースが一般的です。
ただし、専門資格を持っていると資格手当が付くことがありますので、さらに高くなります。
また、お客様からの指名をもらえると指名料がプラスされるなどの制度を採用しているサロンもあります。
施術数に応じてインセンティブを設けているケースも見られます。
たくさんのお客様から指示されることで、どんどん給料が上がっていきますので、頑張った分だけ報酬がもらえる仕事でもあります。
給料アップを目指しやすい仕事ですので、チャレンジする価値が十分にあります。