働くことを想定した説明があれば期待大
もしも面接時に、採用されることを前提とした説明や質問がある場合には、面接官は採用することを頭の中で想定していると考えられます。
例えば、「いつから働けますか?」という質問をされ、こちらの回答を履歴書にメモしていたり、シフトの希望を聞かれたり、また給料や交通費など金銭面での説明をされる場合には、採用されるチャンスはとても高いと考えられます。
合格フラグにはまた、職場環境について説明があったり、バイトによっては座る席や一日の流れを紹介されるなどもあります。
こうした情報を共有することは、面接官にとっては、採用を前提として一歩踏み込んだ説明をしているだけでなく、採用後に求職者に「やっぱり働けません」と断られる要素を少しでも減らすために、認識の共有をしていると考えられます。
バイト先によっては、全員に対してこうした説明をするというルールになっている可能性はもちろんあります。
しかし、面接官との会話がはずんだり、感触が良かったなと感じた場合には、採用されるチャンスが期待できるかもしれません。
掘り下げた質問があった場合にもチャンス大
面接時に、面接官から掘り下げた質問をされた場合にも、採用の可能性が期待できます。
面接官は多くの求職者を面接をしており、何を重視して採用を決めるかはその企業や面接官によって異なります。
しかし、職場の雰囲気にマッチしないなと感じている求職者に対して、わざわざ掘り下げた質問をしても、意味がありません。
忙しい面接官にとって、あえてそうしたことをする必要はないのです。
しかし、採用を見据えた求職者に対しては、採用後のビジョンをより具現化するために、色々聞きたいことはあるものです。
例えば、給料形態や交通費の支給に関して説明をしたり、いつから働けるのかを聞いたり、またシフト勤務の場合には希望するシフトの有無などについて知っておきたいと考えるかもしれません。
例えば、朝が早いシフトで家が遠方なら「始発は何時ぐらいですか」と聞かれたり、「朝は難しそうなので遅いシフトの方が良さそうですね」と言われたり、より細かく掘り下げた会話へと発展することがあります。
もちろん、掘り下げた質問の結果、シフトの調整が難しそうだと判断されたり、勤務が困難だと判断して不採用となってしまう可能性はあります。
そのあたりは、面接時の手ごたえで判断するしかないでしょう。
掘り下げた質問は、面接官からの質問に答えた回答の内容に対して掘り下げられることもあれば、面接官の側から認識の共有として説明という形で行われることもあります。
この場合にも、全員に対して一通りの説明をするというルールになっている可能性は否めません。
しかし、より詳しい説明をしてくれたり、感触が良くて丁寧だなと感じたら、合格フラグだと期待できそうです。