エステティシャンの仕事の特徴
エステティシャンは主にエステサロンに勤務して働くのですが、そこで行われる仕事内容にはいくつかの種類があります。
まず、お客様に対するカウンセリング業務を行います。
これは、それぞれが持つ肌についての悩みを確認して、肌の質や体質、生活習慣などをヒアリングして、より美しくなるための方法を探るためのものです。
どんなケアを受けたいかを聞きつつ、最適なケア方法を提案します。
フェイシャルケアも重要な業務です。
ハンドケアや専用の美容マシンを使って肌の汚れを除去したり、血流を促すマッサージによって肌の質を改善したりします。
フェイシャルではオイルやクリーム、美容液などさまざまなリキッドを使うことになります。
そのため、技術だけでなく美容用品についての知識も求められます。
フェイシャルとは別に、ボディーケアもエステティシャンが行います。
やはりハンドケアや特殊な器具を使って、マッサージをするなどしてボディケアを実施するものです。
全身を施術するのですが、ヒップやウエスト、腕、脚などの部位がメインとなります。
リンパや血の流れを良くしたり、セルロイドと呼ばれる脂の塊を押し流したりします。
こうすることでリラクゼーション効果を与えると共に、ダイエットや肌質の改善を促します。
すべてのエステサロンではありませんが、脱毛を行うところもあります。
美容脱毛器を使って一部の部位、もしくは前身の脱毛をします。
脱毛を専門とするサロンも多く見られるようになっています。
エステティシャンのやりがい
自分が持つ技術を使って、お客様をより美しくするお手伝いができるというのがエステティシャンの大きなやりがいです。
プロとして持っているスキルや、一般では使えない専用の美容器具などを使って、美を促進したり癒しを与えたりすることができます。
施術をしてお客様が前後の違いを実感してくれて、感謝してくださる時などはやって良かったと感じるものです。
また、エステティシャンになる人は、美容に強い関心を持っているものです。
仕事を通してどのように美を追求できるかを知ったり体験したりできますので、満足感が生まれるわけです。
エステティシャンの報酬
エステティシャンとしてアルバイトをする場合、時給制もしくは日給制となることが多いです。
専門資格を持っている場合は、一般のバイトよりも高い報酬となる傾向が見られます。
また、美容アイテムの販売インセンティブや指名料などがプラスされる仕組みとなっているケースも多いので、頑張ることでより給料が上がるのも特徴です。
さらに、さまざまなケアを実施しているサロンではできる施術の種類や数によって昇給する制度を設けていますので、スキルアップによってもっと稼げるようになります。