学童保育の業務内容や魅力について

学童保育バイトの特徴

学生が学童保育のバイトをしても良いかという点に疑問を感じる人は、それほど少なくありません。
厚生労働省が2014年に定めた指針によると、放課後児童支援員の資格を持った人が2人以上必要ですが、資格を持っている人を探すことは至難の業です。
そのため1人は有資格者で、もう1人は人員不足を補うためにバイトで補充することが認められているのです。

学童保育というと、小学校のそばにある公的な施設をイメージする人が多いでしょう。
しかし学生のバイトでは、こうした施設よりも民間の学習塾のような位置づけの施設が圧倒的に多いという特徴があります。

仕事の内容は、学校を終えた子供たちが学童保育へやってきて、保護者が迎えに来るまでそこで一緒に時間を過ごすことがメインの職務となります。
宿題のサポートをしたり、公園で遊んだり、中には子供たちの送迎を任されることもあります。
時には、子供から悩み相談されることもあるかもしれません。
子供の日常生活をサポートすることが、学童保育バイトの仕事内容です。

ただし、子供と一緒に過ごすだけがバイトのお仕事ではありません。
職員のアシスタントとしておやつの準備をしたり、子供たちの入退出を管理、連絡帳への記入なども職務ですし、施設内の掃除を任せられることもあります。

やりがいはある?

学童保育バイトは、子供が好きな人にオススメのお仕事です。
子供たちの身の回りのお世話をすることが職務なので、毎日大きなやりがいを感じられることでしょう。
また、同じ子供たちと継続的に顔を合わせることで人間関係を築くことができます。
そうした点でも、やりがいを感じられる仕事と言えるのではないでしょうか。

学童保育バイトは、昼間は学校に通学している子供たちの放課後の時間帯が勤務時間となります。
そのため昼間は大学で授業を受けている学生にとっても、比較的シフトに入りやすい仕事です。
働きやすいという点でも、学生にオススメのお仕事と言えます。

学童保育バイトの報酬

学童保育バイトの報酬は、決して高額というわけではありません。
地域によって時給の目安は異なりますが、目安としては時給1,000円程度が相場となっています。
バイトなので各種手当などは支給されませんし、ボーナスなどもありません。
ただし学童保育施設でも、公的機関よりも民間企業が運営している施設の方が時給は高めの設定となっています。

また施設の中には学童保育という側面だけでなく、英語や習い事、また学習塾の要素も兼ね備えた施設もあり、その場合には時給は若干高めの設定となります。
ただし、学習塾の要素を兼ね備えている施設ではバイトの採用条件も若干厳しくなる可能性はあるでしょう。
また習い事の要素を持つ施設なら、教えられるレベルのスキルを持つ学生が採用の対象となるため、ハードルは高くなると考えられます。