交通量調査のバイトはどんな目的で行われるのか
たまに歩道の脇でカチャカチャと道具を使って車の数を数えている人たちを見かけます。
それが交通量調査なんだろうなという事はわかっても、その詳細はよくわからないという人の方が多いでしょう。
ちょっと稼ぎたいと思う時にちょうどいいバイトといわれる交通量調査のバイトはどのようなことを行っているのか?興味を持っている人は結構多いといいます。
交通量調査のバイトでは、車の数を数えていますが、その目的は渋滞を解消するため、また道路工事計画の参考などのために行っているのです。
また車だけではなく、人を数えるときもあり、これは商業施設ができる前と後では、人の往来がどの程度変化したのかを調べるために行っています。
交通量調査の業務内容は?
一般的に交通量調査は午前7時くらいから開始となります。
調査を実施する人の数は調査によってまちまちで、大きな道路などになるとかなりの人数が調査に関わり、トイレに行くことや休憩を行うことなどもあるため通常は2人以上の組で行うバイトです。
立ったままでは時間も長くしっかり調査しにくいため、パイプ椅子、調査した数を記入する用紙、数を数えるための道具を持ち、各持ち場におろされます。
そこから時間になったら調査開始、服装は何でもOKですが、調査を依頼した企業によってはスーツを着用するようにと指定される場合もあるでしょう。
調査に利用する道具は数取器とよばれるもので、交通量調査では1つ単位のものではなく5つ連なっている数取器を利用するのが一般的です。
調査は車のナンバープレートを見て、車を5つの分類で数える、もしくは性別や年齢の調査もあります。
性別と年齢なんて難しくないか?と思う方もいますが、やっているうちに慣れてきて、即目測できるようになるのです。
調査中、交通量調査のプロや巡回監視員という人が回ってきて、調査をしっかり行っているか確認します。
わからないことがあれば、その人たちが来るのを待って確認です。
休憩はどのくらいとれるの?トイレはどこにいけばいい?
交通量調査は歩道で行うことが多いので、トイレに行きたくなったらどうするのか?という事も気になります。
2名以上で行っているので、トイレに行く時間や休憩をとることは可能です。
長く調査していると集中力も切れてくるので、2時間から3時間程度の時間で休憩があります。
この間に一緒に調査を行っている人と交代で、トイレに行ったり休憩をとるなどできるわけです。
トイレの場所ですが、簡易トイレを設置してくれるといったことはないので、コンビニや公衆トイレなどを利用することになります。
調査を始める前に、近くに公衆トイレやトイレを借りられるコンビニなどがあるか、調べておくといいでしょう。
交通量調査の魅力はどこにあるのか
まず、この調査に関しては資格も必要ないしスキルが必要となることもありません。
カウントしていけばいいわけで、慣れてくれば誰でもできる仕事です。
初心者の方でも30分くらいで慣れるといいますから、単純作業が好きな人ならとても魅力的な仕事でしょう。
調査するごとに単発でバイトを募集しますが、必要人数を確実に集める必要があるため、時給は高めに設定されている、これも大きな魅力です。
朝は結構早いですし、調査によっては時間も長くなる、途中トイレに行くためにトイレを探すなど面倒なこともありますが、単純作業で高時給となるため、やりたい!という希望者が多く、人気バイトとなっています。